馬のローテーション                                                
                                                         
  競馬番組が若馬と古馬と2本立てになっているので、馬のローテーションも区別して考えなければならない。                
                                                         
  A.若馬のローテーション                                              
    ①新馬戦   馬の格付け第1戦目の重要なレースであり、殆どは瞬発力勝負の実力競馬である。                
    ②未勝利戦 新馬戦で負けた敗者復活戦であり、厳しい能力競馬となっている。運悪く負けた実力馬は2~3戦でこの未勝利を抜け出す。  
    ③500万戦 新馬勝ちの馬は殆どオープン戦に参加する。ここで勝ち星を稼ぐ馬には、強い馬を余りみかけない。            
    ④オープン戦 デビュー2戦目で勝ち上がった馬の75%がオープン馬となり、クラッシクを狙って一戦一戦が勝負である。運良く勝ち上がった  
          新馬勝ちの馬も本当の競走能力が無いと初期のオープン戦で脱落して行く。                    
                                                         
  B.古馬のローテーション                                              
    古馬戦になると、娯楽の為の興行を盛り上げるために、別定戦やハンデー戦が設けられる点が若馬レースと著しく異なる。          
    ①500万戦 上記の若馬戦の新馬、未勝利、500万勝ちの馬で成績が伸びないメンバーで構成され、高齢馬から脱落して行く。      
    ②1000万戦 上記の未勝利勝ち、新馬勝ちから1勝を加算した馬達の競馬であり、ローテーション推理が効く。            
    ③1600万戦 若馬戦の膨れ上がったオープン馬から降格して来た馬や、古馬1000万勝ちの多彩なメンバー構成であり、ローテ推理が効く。  
    ④オープン戦 ゲーム競馬の主役であり、皆個性豊かな実力馬レースである。皆独自のローテで使われており、意外性のある競馬が多い。  
                                                         
  C.若馬、古馬のオープン戦のG1戦                                          
    殆ど定量戦であり、古馬戦といっても別格のレースであり、基本的には種牡馬選定の能力競馬である。                
    最も慎重なローテーションで使われており、過去の臨戦過程のデータも豊富にそろっているので推理がし易いレースだろう。        
    G1レースを狙える馬は、極少数だから馬の絶対能力が要求されるレースである。                        
    しかし、古馬の場合至近なレースを捨てて狙って来る芸当ができるので、油断はできないレースである。                
    またこのレースは種牡馬選定のレースとなっているので、血統価値の維持を保全しようとする血統オペレーションを受け易いので        
    単純に馬の能力だけでは決められない面もあるので注意を要する。                            
    血統オペレーションとは、馬の能力に大差が無いなら、血統の良い馬を種牡馬に選定し、従来の血統価値(経済価値)を維持しようと      
    いう行為の総称であり、レースおよびゲームに影響を当然与えるものである。                          
    なお、馬のローテーションとその勝馬推理のセオリーに関する詳細は第2章に委ねる。